のれんはお店などの入り口に掛けられるものですから、
いらしたお客様などの目に最初に触れるものでもあります。
ここでの印象が来店するかどうかに大きな影響を与えることになります。
特に不特定多数の人に来てもらうような場合、お店の宣伝も
兼ねたものとなりますから、用途に応じて、効果的な宣伝となるものを
作成していくようにしたいものです。
そこでのれんの全体像を考えるときに重要となる
二つのポイントとして、書体と色というものが挙げられます。
お店の名前などを入れることが多いものですが、同じ店の名前でも、
書体が違う事で大きく印象が変わります。
毛筆だと和風の印象になりますし、その中でも楷書だと
きちんとした印象、草書だと優雅な印象など、見た人に
与える印象が変わってくるものです。
かわいらしくポップなものもありますから、お店のテイストによって
選ぶことができます。色も大きなポイントとなります。
明るい色なのか、落ち着きのある色なのか、どのような印象を
持ってもらいたいかによって選ぶべきものは変わってきます。
書体によって合う色などもありますから、自分なりに
イメージを考えつつ合わせていくことが重要です。
細かい調整は作成時の打ち合わせで行っていくことになりますが、
大まかなイメージについては前もって固めておいたほうが
スムーズに作成することができるでしょう。
後悔しないのれんづくりができるように、今のうちから
イメージを作っておくことがオススメです。