オリジナルこそが伝統

現在では安価な化学繊維製の既製品や、家庭向けのインテリア性の高い製品も多いのれんですが、現在も使用されている店先で見られるものは、本来その店の商号や家紋を入れて独自に作られていました。

時代が進むにつれて銭湯の湯のれんや飲食店の看板にもなる文字入りのものが主流となり、現代では好まれる業種がうどん店のような日本的な飲食店など、ある程度絞られてきたことから汎用性の高い既製品でも使用には困らなくなっています。

既製品のれんの注文

とはいえ、その店舗や企業だけのためにオリジナル製作されたものは人目を引きますし、そのお店の顔となります。また、古くから用いられている木綿や麻といった天然素材や染め抜きの技法は日本らしさを感じさせる装飾にもなり、和菓子や呉服といった日本的な業種でなくても、取り入れることでレトロモダンな印象を持たせることにも役立つものです。

なお、現在は安全のため消防法によって防炎カーテンの設置が必要な場面があるため、そうした安全性能を重視するのであればオーダーメイドを考えましょう。

専門店である京都のれんでは、見た目と安全性能を両立した製品も取り扱われているので、検討してみるのがおすすめです。

京都のれんなら染め抜き以外も選べる

京都のれんは専門店として多くのオリジナル製作に携わっていますが、伝統的な天然素材や染め抜き以外の技法による絵付けも数多く手がけています。

手描きのれんの販売

大きさが規制品の範囲から外れてしまう場合や、防炎製品が必要になる場合、あるいは絵画のようなプリントを希望している場合には、まずは京都のれんのホームページにある別注事例ページを覗いてみてください。

こちらのページには様々な大きさやデザインの実例が公開されており、ご自分のアイディアが実現するか不安な方にも参考になります。

もちろん、オリジナル製作ののれんが欲しいけれどもデザインのアイデアが無いとお悩みの方も。多くの事例があるので自身の業種や用途に近い事例からひらめきを得られるでしょう。

事例の中で見た素材について疑問を持っても、同じホームページ内にはしばしば用いられる素材に関する情報がまとめられているので、仕上がりのイメージがつかみやすくなっています。

ロゴマークなどの作成に関しても依頼が可能なので、自信でデータが用意できないとためらっている方もまずは相談してみるのがおすすめです。

オリジナルののれんは制作に時間がかかるものもあるので、早めに相談しましょう。

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